Web
Analytics

酒飲み親父の自分史 「昔ロックしてた俺へ」

酒飲み親父が昔の手帳を見て半生を振り返るブログ

GDフリッカーズ渋谷公会堂 ~1990年5月~

f:id:sakenomi_oyaji:20210310123011j:plain

新型コロナのため家にいる時間が多くなった。
やることも無いので部屋の整理をしていると・・・

昔の手帳が出てきた。
1985年から2010年まで。

あの頃はスマホどころか、ガラケーも無い時代で、予定は手書きで手帳に書いていたのだ。
2010年以降はきっと携帯に予定を打ち込んだためにないのであろう。

さて、ちょっとだけ手帳のなかを覗いてみるか。

1990年、私はバイトをしつつ、バイト仲間と「P-MACHINE」と言うバンドで活動していた。

 

1990年5月2日 GD渋谷公会堂 18;15
GDフリッカーズの渋谷公会堂ライブだ。
ん?あああ思い出した。時を戻そう。

GDフリッカーズの渋谷公会堂ライブを見に行った。

招待なので、裏の関係者入口から会場に入った。
席は自由で、どこでも良いらしい。
二階席にはお客さんを入れずに、一階席だけを使っていた。
二階席も使うと満杯にならないので、一階席を埋める作戦だ。
それでも、渋谷公会堂は満席とはならずに、俺は真ん中の一番後ろの席でステージを見た。
それでも、憧れの渋公公演だ。
遠くにドラム台の上で叩く「DEBU」君が見えた。
同じドラマーとして妬ましかった。

久々に見るGDフリッカーズは、貫禄が出てきていた。
ステージ慣れしている感じが伝わって来る。
暫く見ていなかったので、昔からやっていた知っている曲も少なくなっていた。

トラベリンバンド

トラベリンバンド

  • アーティスト:G.D.FLICKERS
  • 発売日: 1990/03/21
  • メディア: CD
 

 ステージが終わると、楽屋に挨拶に行った。
缶ビールを勧められ、着替え中で上半身裸のメンバーと乾杯した。

挨拶を終わると、手を振って早々と渋谷公会堂をあとにした。
上機嫌なメンバー達は、渋公の関係者ガラス出口まで見送ってくれた。

俺は帰りに渋谷の居酒屋でしみじみ飲んだのだろうな。

数年前までは、切磋琢磨していた、GDフリッカーズが遠い存在になってしまったと感じた日だった。


ーつづくー