Lisa's ~1988年11月その1~
新型コロナのため家にいる時間が多くなった。
やることも無いので部屋の整理をしていると・・・
昔の手帳が出てきた。
1985年から2010年まで。
あの頃はスマホどころか、ガラケーも無い時代で、予定は手書きで手帳に書いていたのだ。
2010年以降はきっと携帯に予定を打ち込んだためにないのであろう。
さて、ちょっとだけ手帳のなかを覗いてみるか。
1988年、私は就職して3年で退社、仕事もせずに新宿でバンド活動をしていたのだ。
この頃はMGと言うバンドに参加していた。
1988年11月1日 Lisa's 新宿ロフト
Lisa's?。
ん?あああ思い出した。時を戻そう。
この頃、川上茂幸さんは、チャッピー(武田治)さんと共に「Lisa's」で精力的に活動していた。
ほぼ、月一で新宿ロフトに出演していた。
「Lisa's」で地道な活動をして足場を固め、メジャーデビューを模索していたのだと思う。
そしてその結果、バンド名を「タイフーンナタリ」に変えてメジャーデビューを果たす事になる。
川上茂幸さんとは、もちろん元カルメンマキ&オズのベーシストのシゲさんだ。
1977年にマキ&オズ解散の後は、
1981年からNOIZ。
人見元基のハイトーンボイスを活かしたロックバンド。
メンバーは
ギター春日博文(G) 、ベース川上茂幸(B)、ボーカル人見元基(Vo)、ドラム火乃玉男(Dr)。
1987年、千年コメッツ。
中性的男性ボーカルのニューウェーブバンド。
メンバーは
高鍋千年(Vo)、長井千恵(G)、川上シゲ(B)、チャッピー(Dr)、海老ヨシヒロ(Key)。
そして、1988年から1989年はLISA’S。
からの、1990年9月タイフーンナタリ。
女性ボーカルを生かした、ポップロック。
メンバーは
LISA(Vo)、川上シゲ(B)、チャッピー(Dr)、和田勝彦(G)、タナカ・ユム(Key)。
タイフーンナタリは、1990年9月にデビューアルバム「Cat & Spider」を発表し、翌91年6月には2ndアルバム「マリアの泪」を発表する。
残念ながらこの2枚のみで解散してしまった。
シゲさんとチャッピーさんとは、Lisa'sのこの時期によくお会いした。
この日のライブ後は、シゲさんは打ち上げの最後まで残って飲んでいた。
音楽関係者に配る用のデモテープまで頂いたと思う。
ワープロでタイトルを打った様な手作りだった。
帰ってからよく聞いたのを覚えている。
やはり、キーボードの入った女性ボーカルバンドのマキ&オズが忘れられなかったのかもしれない。
しかし、Lisa'sの音はプログレ調の曲もあったが、レベッカタイプのポップロックになった。
また、俺の記憶が正しければ、チャッピーさんは一時、宙也さんのDe-Laxに参加し、ドラムの京極さんをパーカッションに転向させてドラムを叩いていたと思う。
そのため、チャッピーさんとはロフトのDe-Laxの打ち上げでは何回かお会いしたのではないだろうか。
しかし、長くは続かず、De-Laxのドラマーはこの後、BOOWYを解散した高橋マコっちゃんが叩く事になったと思う。
なにせ昔の事なので、記憶があいまいですみません。
ーつづくー